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Cornes Official Blog

Cornesスタッフからのニュース

May 26, 2016

【横浜ボディショップ 板金屋さん:ボディリペア編】

横浜ボディショップには、傷を負った多くのクルマたちが連日はこばれてきます。それは軽傷だったり、かなりな大きなケガを負ったクルマだったりもします。

大切にされてきたのに、意に反して傷ついてしまったクルマを、元の最も美しい状態へともどされるためにここへとやってきます。

長年の経年変化で塗面が劣化してしまったクルマも、見違える若い状態に戻す作業も行っています。CIMG1797

デジタル全盛の現代で、板金作業によるボディーの修復作業はかなりなアナログっぷりです。
ここで発揮されるのが彼らボディショップ板金スタッフたちの腕と経験、眼と勘。
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一般的なクルマの板金修理とは少し趣きが異なり、弊社ボディショップの板金作業はその取扱い車種の性質上、絵画や彫刻といった美術品の修復作業に通じています。
マニュアルなんてありません。
大きく損傷したパーツは交換しますが、そうでないところは叩いて切って溶かして繋いで盛って
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削って磨いて。
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修復されていく過程の随所で渋く光るいぶし銀の職人技。
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見ていてハラハラしてしまいますがふるわれるハンマーには躊躇いがありません。
 天使のように大胆に。悪魔のように細心に。
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腕を上げるまでには長い年月がかかりますが、彼らがここに至るまでどこでどうやって腕を磨いてきたのでしょう?
尋ねたところで答えは返ってきません。
誰もがいまのレベルに満足していないからです。
そもそも彼ら職人たちは一様に口が重く、多くを語らないし、おもてに出るのを好みません。
誰かと競うためだったり、仕上がりを誇るためではありません。ただ、傷ついたクルマを元の美しい状態に戻し、お客様の元へとお返しするために。修復されたクルマと再会したときのお客様の笑顔のために。
ボディの補修をお考えのみなさま、どうぞ弊社ボディショップにご相談ください。
できて当たり前、できなければ何度でもやりなおす。
長く地道なその作業はきょうも続きます。
(次回の横浜ボディショップはペインター編、奥深い塗装屋さんのお話しです。)

 

 

 

May 26, 2016