こんにちわ。JPHです。
昨日、ベントレー社から、新型コンチネンタルGTが発表されました。
今回で第三世代となるこのモデルは、すべてが新設計に生まれ変わっています。
まずはデザインから。
初代が2003年にデビューした際に、そのデザインに対して、「ポルシェ911のような普遍性を与えたい」 という事を聞いたことがあります。
つまり、誰が見ても 「コンチネンタルGT」 と分かるアイコンであり続けるという事になりますが、これは次に続くモデルチェンジを、より巧妙に、そしてより緻密に考える必要があり、非常に難しいタスクだと言えます。
今回の新型もその哲学に則り、「コンチネンタルGT」 のシルエットを踏襲しつつ、EXP10 & EXP12 のコンセプトカーの発表を経て、これらのモチーフを巧みに取り入れた、斬新な解釈になっていると言えるでしょう。
(グリーンがEXP10 / 白がEXP12 )
サイドロワーのエアベントや、リアのテールランプは、今までのスポーティー路線を、一気にスポーツカーの領域にまで昇華させたかのような印象を与えています。
続いてエンジン、シャシーです。
初代~前作までは、基本、同設計のものでしたが、この第三世代は、昨年デビューの 「Bentayga」 と同じ流れを汲む、新世代のW12気筒になります。
6.0リッター W12 TSI エンジンは、「最高出力 635PS」、 「最大トルク 900Nm」 を発揮しながら、気筒休止、アイドリングストップ等、同時に高効率な制御も実現しています。
動力性能は、「0-100 km/h 加速 = 3.7秒」 ・ 「最高速度 = 333 km/h」 を誇り、シリーズ初となる 「8速・デュアルクラッチトランスミッション」 でよりクイックで高効率に、路面にそのパワーを伝えます。
(従来は、トルコン式の6速 or 8速でした。)
また、「Bentley Dynamic Ride」 は、先進的な 「48V コントロールシステム」 により、他の同様なシステムとは一線を画す、車両制御を実現しています。
分かり易く言えば、48Vという高電圧でシャシー各所のアクスル部分に配されたアンチロールバーを制御する事によって、コーナリングのロールを押さえる事に成功しています。
これも「BENTAYGA」 から採用されている技術ですが、あの大きく背の高いSUVが、例えば高速出口のタイトコーナーを、ロールすることなく路面に吸い付くように曲がっていく様は、驚愕の一言に尽きます。
これがクーペのボディに採用されているという事は、 「アクティブサスペンション」を搭載した、かつてのF1 カー のように、路面を安全に、そしてより高速で曲がる事を可能にしていると推測されますね。
しかもベントレーゆえに、一切の乗り心地の犠牲も無く、、、、。 うーん、早く乗ってみたいものです!
特に大きく変わったのはインテリアでしょう。
BENTAYGA の流れをくむ、クリーンでラグジュアリーなデザインは、見た目以上の緻密さの上に成り立っています。
例えばロータリーダイヤルの側面、つまり触れて感じる部分にも、ローレット加工を施して操作感に上質感を加えるという演出は、乗り手に所有する喜びを与え続けてくれることでしょう。
エンジンスタートと共に、ダッシュボード中央のウッドパネルが静かに回転し、12.3インチの「超精細デジタルMMIディスプレイ」が現れるというギミックも、シリーズ初となります。
日本でのデリバリーは、2018年第二四半期を予定しています。
販売開始は、2018年第二四半期を予定しています。
車両本体販売価格(税込)は、 「 25,300,000円 」 となります。
現在、コーンズの各ベントレー店舗にて、ご予約を承っております。
詳しくは、セールススタッフまでお問い合わせいただければ幸いです。
ではでは。
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