こんにちわ。JPHです。 今回も 「ベントレー噺」 をひとつ。
最新のコンチネンタルGTは、最良のコンチネンタルGT。 これは 「正」 なりと言えます。
ではこの度、発売開始となった、第三世代のコンチネンタルGTは最新ゆえに、このシリーズ史上最速の車であるか ?
答えは、 実は「否」 です。
初代、 そして第ニ世代 と、歴代のコンチネンタルGTには、「スーパースポーツ」 というモデルが、各シリーズの集大成として用意されます。
フェラーリだと、「360 チャレンジストラダーレ」 から 「488 ピスタ」 の系譜、 ランボルギーニだと、 「ムルシエラゴ SV」 から 「アヴェンタドール SVR」 にという感じでしょうか。
文字通り、走りに振った設計になっているので、このモデルのコンセプトからすると、極めて異例なラインナップと言えるでしょう。
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その中でも、第二世代の 「スーパースポーツ」 はどんなクルマでしょう ?
710ps と 103.7kg-m。 「スーパースポーツ」 を名乗るコンチネンタルGTは、何よりパワーがすべてという、最もベントレーらしくないと言っても過言ではないかも、、、。
猛烈なトルクと、AWDが生むトラクションの恩恵は、強烈な加速性能を物語っています。
◆0-100km/h加速は3.5秒
◆0-161km/hは7.2秒
これは8.9秒だった先代スーパースポーツばかりか、ホンダの新型NSXやメルセデス-AMG GT S、日産GT-Rの最新バージョンといった、名だたるスーパー・スポーツをも凌ぎます。
専用のボディワークを与えられているのも、このシリーズならではです。
先代とは違う点として、インテリアは ベースモデルの 「コンチネンタルGT スピード」 の意匠をそのまま引き継いでおり、スパルタンとは真逆の、GTツアラーそのものというレイアウトです。
涼しい顔して、そんじょそこらの量産スポーツカーを、一踏みで置いてけぼりにできちゃったりします。(笑)
インストパネルは、チェッカーフラッグ模様の専用カーボンがあしらわれます。
正規輸入版ですが、本国・英国仕様のままという背景もあり、日本輸入仕様はすべて 「右ハンドル」 というのも特徴の一つです。
ブレーキはカーボン製。
リアスポイラーは、「GT3-R」 のものと同タイプです。
シートのコンビネーションは、「3色使い」 という、最近のトレンドですね。
エンジンカバーもモデル名とエンブレムが、それぞれカーボン製になっています。
マフラーはチタン製。
想像以上の快音で、少し驚かれるかもしれません。
フェラーリ 「812スーパーファスト」、 ランボルギーニ 「アヴェンタドール SVR」 は、各ブランドにおいて、史上最高のパワーを誇りますが、(=通常生産モデルの中でという意味) 次期型はそれぞれ、ハイブリットになるとも言われています。
つまり燃焼機関のみを使ったスーパーモデルは、いよいよ最後の時代になる可能性が高いという事です。
ベントレーにおいても、この 「スーパースポーツ」 が最高峰として、最後のモデルになるかも。
現車は、「ベントレー東京 世田谷ショールーム 」 で展示中です。
ひんやりの週末、この熱い車を是非見にいらしてください!
ではでは。
ベントレー東京 世田谷
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