いつもblogをご覧頂きましてありがとうございます。
BENTLEY TOKYOの岡野でございます。
先日開催されましたジュネーブモーターショーで、BENTLEYのフラッグシップモデル
である「Mulsanne」のフェイスリフトが発表されました。
所々に近代的な進化を取り入れながらも変わらぬ風格、、、流石はMulsanneです。
変更点などの特徴は詳しい情報が入り次第こちらのブログでも順次お伝えさせて頂くと
して、本日は「Mulsanne」について少しご紹介をさせて頂きます。
まずは皆様、「Mulsanne」の名前の由来をご存知でしょうか?
時は1923年、フランスのル・マン近郊で始まった世界三大レースの一つである「ル・マン
24時間耐久レース」まで遡ります。
ル・マンレースの舞台となる「サルト・サーキット」には「ユノディエール」と呼ばれる世界
でも他に類を見ない、およそ1分にも及ぶアクセル全開走行を実現する超ロングストレ
ート(約6km)がありました。過酷で長丁場のレースの中、唯一開放的にアクセルを開け
られるストレートで全てのマシンが最高速度に達した瞬間、突如として直角でタイトな
第一コーナーが立ちはだかります。
その名こそ「Mulsanne Corner」
(赤丸がミュルザンヌコーナ-です。その前のストレートの2か所のシケインも当時はありませんでした。実はコース左側には「Arnageコーナー」も。。。)
この難解なコースで1924年の初優勝と1927年から4年間連続でタイトルを取った
BENTLEYは、走るほどにブレーキ、タイヤ、サスに最も強い負荷をかけるこのコーナー
をもってしてもなお最高の安定性と贅沢な乗り心地を実現するクルマという想いを
込め、フラッグシップの車に「Mulsanne」と名付けました。(ちなみにMulsanneは村の
名前です)
初代ミュルザンヌ(1980年~1992年)
このようにBENYLEYの深い歴史と想いが刻まれたMulsanneですが、
更にチューンアップされた「Mulsanne Speed」が年内で4台、
BENTLEY TOKYOに入荷する予定です。
すでに一番上の車両はショールームに展示中です。
是非BENTLEY TOKYOにてその歴史と想いにふれて下さいませ。
それではスタッフ一同、皆様のご来店を心よりお待ち致しております。。。