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Cornesスタッフからのニュース

Sep 25, 2017

Britishなカラーといえば…秋のBentley

皆様こんにちは。ベントレー東京の成田です。

 

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もう9月の中頃も過ぎ、朝晩は涼しく、秋が近づいて来ていますね。

わたしは帰省すると毎日のようにお魚を食べているのですが、

 

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秋と言えば…サケ、ミズダコ、アワビ、ソウハチ、スケトウダラ…

野菜や果物ならリンゴにプルーン、新じゃが、かぼちゃ…そして新米も!

なんて、ついつい地元の旬の食材が恋しくなってしまいます。

画像は、アイヌ民族伝統の鮭干しです。

 

それはさておき。

本日は、秋の景色をさらに彩るBentleyの外装色についてのお話を。

 

英国のナショナルカラーとして有名なBritish Racing Green

なぜ「ナショナルカラー」と呼ばれているかと申しますと、

20世紀に行われていたカーレースは、現在と違い国別対抗戦のようなものでした。

 

1900年、裕福なアメリカ人のジェームズ・ゴードン・ベネット・ジュニアが国ごとの

自動車製造技術を比較する目的でレース大会を開催しました。

国際的な規格を決めて開催された、初のインターナショナルカップだったようです。

そして、このレースが「ナショナルカラー」を決めるきっかけとなり、

英国はこの渋~いグリーンになったとか。

 

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参考画像はFlying Spur W12Sです。

針葉樹を思い起こさせるような深みのある緑は、落ち着いていて、かつ温かみのあるお色ですね。

 

ちなみに、フランスは青、イタリアは当初は黒でその後は赤に変更、ベルギーは黄色が

それぞれのナショナルカラーのようです。

 

深い緑色をした針葉樹と言えば、

英国で古くから親しまれているジンの原料のジュニパーという木がありますね。

近年は、主な原産地であるスコットランドで疫病が流行し、

木の数自体が減少しつつあるようですが…

 

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この木に成るジュニパーベリーと呼ばれる実で、あのジン独特の香りが付けられています。

 

ここで、英国とお酒についてのお話を少々。

 

ジンはエールやビールよりもあとから英国に入ってきたお酒です。

1600年代後半に、「安くてすぐに酔っ払うことができる」酒として

下層階級の人々に急激に普及しました。

その結果…

 

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こちらのウィリアム・ホガースの「ジン横丁」という版画にもある通り、

英国は酔っ払った人々であふれてしまったそうです。

よくよく見ると、描かれた人物たちがどんな恐ろしい行動をしているかがわかりますよ。

 

その後、政府が酔っ払い国民の対策としてジンよりアルコール度数の低いビールを

推奨したところ、今度はビールの大量消費が問題になってしまい…

 

今も昔も、英国人はお酒が大好きなんですね。

もちろん個人差はあるでしょうし、お酒が嫌いな方も大勢いることでしょう。

しかし私が知る英国人は全員が大酒飲みで、

約500mlもある1パイントのエールを、一晩で5杯は余裕!という人ばかりです。

 

しかも、空腹時に飲むというのですから驚きです!

 

そして、帰る前にフィッシュ&チップスやケバブを食べるのが普通の飲み方なんだとか。

摂取カロリーを考えるまでもなく体に悪そうですよね…

1600年代前半にはエールがパンや肉と同じように食事の一部として浸透し、

子供にまで飲ませていたことも現代の彼らの行動に繋がっているのかも…?

 

さて、続きましてもう一つ秋らしいお色をご紹介いたします。

 

先日発表されたばかりの新型Continental GTにも

オプショナルペイントとして用意されておりますRubino Redです。

 

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まるで赤ワインのように深みのある赤色ですね。

Burgundyほど紅色ではなく、Candy Redのように尖ってもいない赤。

 

こちらのお色は、とあるお客様の「暗めの赤色が欲しい」という要望に応えて作られたそうです。

メタリックカラーなので、微細な粒子が光に反射して時間帯によって微妙に雰囲気が変わります。

 

そして、時間帯によって、さらには雨の日、晴れの日など天候によって雰囲気の変わるお色と言えば

 

Ice!!

 
 

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こちらの画像ではグレイのように見えてしまっていますが、実際はもう少し青みがあります。

シルバーに分類されてはいるものの、白にも水色にも見えるこの色にはピンクの粒子が混ざっています。

 

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こちらのお写真は、私の故郷、小樽市で毎年2月に開催されている

「雪あかりの路」と呼ばれるイベントのときのものです。

 

決してブログを利用して北海道への旅行客を増やそうだとか、

皆様に北海道旅行を勧めようとか考えているわけではございません(笑)

 

ご覧のように、雪も氷も雪国育ちの方にはなじみ深いダイヤモンドダストも含め、

光を反射することでピンクや水色のようにきらきらと光って見えたり、

柔らかな街燈の光に溶け込むオレンジ色に見えたりするものです。

 

ご周知のとおり、Bentleyの外装色は上記でご紹介したものも合わせまして、

全部で100種類以上ございます。

 

ようやく外出もしやすい気温になってまいりましたし、

ぜひショールームでお気に入りの色を見つけてみませんか?

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Sep 25, 2017