今年は、Rolls-Royceが2003年にGOODWOODに工場を新設して、丁度10周年にあたります。
各国でこれを記念した行事が行われています。その日本版がコーンズにて開催されました。(@ロールス・ロイス大阪、ロールス・ロイス東京)
このイベントでは、すこし車自体からは離れて、ロールスが持つ、ビスポークという、クラフトマンシップという文化の紹介という内容でした。
本国の工房から、ウッドショップ・プロダクト・マネージャーのジョナサン・ピーデルが来日し、この10年における、特注の数々を紹介しました。
彼が手にしているのは、木組み細工で濃淡を表現した、ウッドパネルの特別仕様で、薄い色のウッドが放射状に組み込まれていますが、これは世界のディーラーの数を示していて、120枚以上の木片で表現されています。
その他、特注色のインテリアレザーや、紋章、文様の数々のサンプルが飾られていました。勿論、これらは、工房の作品からすると、極々ほんの一部に過ぎません。
彼曰く、「すべてはお客様のインスピレーションが元になっています。すべての特別仕様は、入念な打ち合わせ経て製造されます。誂えという楽しみは、正にロールス・ロイスの真骨頂と言えるでしょう。私達には、作れないものはありません。」
このパーティーには、CHAUMET、薩摩切子・島津興業にご協力頂きました。
それぞれ、ジュエリー、日本の伝統工芸という、全く違う分野での歴史とラグジュアリー観のプレゼンテーションを頂きましたが、お客様のみならず、私達も大いなる興味を持って拝聴させて頂きました。
ご協賛頂いた、企業の方々です。(有難うございました!)
異文化の融合と、それに相応しい世界観での「おもてなし」。
私達コーンズでは、車の販売だけではなく、それぞれのブランドが持つ、文化をお客様へお伝え申し上げるという事も、大切な事だと思っています。
コーンズのお客様のもうひとつのお楽しみですね!