コーンズブログをご覧の皆様いつもありがとうございます。
ランボルギーニ青山アシスタントの堀越でございます。
東京では梅雨も明け、空を見上げるといよいよ夏だなぁという雲が広がっていますが、
そんな晴天の中、弊社青山ショールームデモカーである“ペルフォルマンテ スパイダー”を運転する機会に恵まれましたので少しご紹介させていただきたいと思います。
弊社のデモカーはRossoMars(レッドメタリック)のお車になります。
視覚的に通常のウラカンと違う点はリアにマウントされる大きなウィングでしょうか。
このウィングはオプションではなく、全てのペルフォルマンテ、ペルフォルマンテスパイダーに標準で装着されています。
またウィング自体は固定式で動くことはないのですが、
ALAというランボルギーニ独自の空力システムで、車体後方内部に搭載された可変フラップが動くことにより高速時の走行安定性を向上させています。
またこのウィングは大理石のような綺麗な模様が特徴的なのですが、こちらは当然石ではなくランボルギーニの新技術“FORGED COMPSITES”という新たな製法で作られたカーボンファイバーが採用されています。
少々込み入った話になりますが、通常の”ドライカーボン”と呼ばれるカーボンは予め作られた型にカーボン素材を貼り付け,
高温の窯で長い時間かけて焼くことにより形になります。
その為素材は丈夫に軽く仕上がりますが、デメリットとして製作に非常に時間がかかります。
しかしこの新技術“FORGED COMPSITES”は型にカーボン素材を貼り付けるところまでは同じですが、こちらは高温のプレス機によって型に素材を押し当て形を作り出します。その為型に押し当ててからものの数分で型通りの形に仕上がります。
ウィング以外にもリアバンパーや、
フロントバンパーなど、
外装だけでなく内装にも多用されています。
フットプレートにも使われているのは今回初めて発見しました。
肝心の試乗した感想ですが、
デモカーには”スポーツバゲットシート”が選択されていることもあり、乗り心地はさぞかし悪いのだろうとビクビクしながら乗り込んだのですが意外や意外、全くもって快適に走行することが出来ました!
もちろん柔らかい訳ではないですしシートが硬いこともあり多少の突き上げ感はありますが、これなら毎日乗れる!というのが第一印象でした。
そして期待を裏切らなかったのがやはりペルフォルマンテ用にチューンアップされたV10エンジンがミッドで絞り出す甲高いサウンドです!
残念ながらスパイダーですとエンジンは少ししか見えないのですが、運転席の後ろにある小さい窓を開くとどこからそんな音が出るんだ??とばかりに快音が響きました。
またこのサウンドも一般道で走行している際でも、走行モードを切り替える事により静かに走行したり少しやんちゃな音を出したりと様々に変えられるので、運転していて音で気を遣うこともありませんでした。
今回は少し長めに運転したのですが、改めてこの仕事の冥利に尽きるなと感じた幸せな1日になりました。
またこの車を運転する機会を願いつつ、今回はこの辺りで失礼させて頂こうと思います。
ご覧いただきありがとうございました。
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