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Sep 11, 2019

【第48回サマーエンデュランス BHオークション SMBC 鈴鹿10時間レース】レポート

いつもコーンズブログをご覧頂き誠にありがとうございます。

ベントレー東京 世田谷ショールーム 玉置でございます。

 

厳しい猛暑日と台風が続く中、皆様はいかがお過ごしでしょうか

 

私は、2019825日(日)、三重県・鈴鹿サーキットで【第48回サマーエンデュランス BHオークション SMBC 鈴鹿10時間レース】に行って参りました。

お客様と応援するのは、もちろん、ベントレーです。

 

ご存じない方のために、簡単に鈴鹿10Hについて説明いたします。

 

1966年から2017年まで続いた鈴鹿1000kmがルーツとなるレースです。

2018年より【サマーエンデュランス 鈴鹿10時間耐久レース】として開催されております。

 

まず、24(1日目)は予選となります。

1日の間にQ1とQ2と呼ばれる予選が行われます。

Q1は、3人のドライバー全員15分ずつアタック。

3人全員のベストタイムを合算し、トップ20台がQ2に進出となります。

本予選では全40台にも及ぶスーパーマシンが同時にコースインするため、すごい迫力でした。

 

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グリッド前の電光掲示板に映された、車両番号とラップタイムに目が離せません。

車両などを避けてクリアラップをつくることも大事な戦略です。

ピットインも複数台が頻繁に行う為、すごく面白いです。

 

見事Q1を突破した上位車両はQ2(ポールシュートアウト)に進出します。

Q1を乗り越えた凄腕チームのエースドライバーが上位グリッドを狙い全開アタックします。

予選の最大の見どころで、とても面白かったです。

※上位グリッドとは、本選での出発順位です。

 

25(2日目)はいよいよ本戦です。

開始から、ぴったり10時間、最後にチェッカーフラッグを受けた車両が優勝となります。

 

賞金総額は【1億円】

総合優勝、3,000万円、21,000万円、3位には500万円、以下完走総合順位に応じるそうです。

凄い。。。。

 

参戦チームは、日本、ヨーロッパ、アジアなどの強豪ばかり。

参加チームは日本が最も多く18チーム。

SUPER GT、スーパー耐久、ブランパンGTシリーズ・アジア、10Hスペシャルチームで構成されます。

イギリスは5チームで、ベントレーが参戦です。

アジアは香港から5チームがエントリーします。

 

参戦マシンは世界中のチューニングスーパーカーです。

凄い迫力に圧倒されました。。。

GT3規定に基づいて制作、メーカーが公認を取得した状態から改造をしてはいけないというルールが定められており、各チームがどの車両でエントリーしてくるのかも見どころの1つとなっております。

 

さて、今年の10時間耐久のマシンをご紹介しましょう。

ブラックとゴールドで彩られたセンテナリーコンチネンタルGT3 V8

ベントレー100周年を彩るカラーリングです。

 

107号車

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ドライバー

ジョーダンペッパー

スティーブンケイン

ジュールグーノン

ケインとグーノンは2018年からのブランパン耐久コンビ、期待大です。

 

 

108号車

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ドライバー

マキシムソレット

アンディソウセック

セバスチャンモリス

ソウセックとソレットはブランパン耐久で2位の実績を持つ凄腕です。

モリスは最年少ながら、英国GTにてベントレーを駆ける期待の若手です。

 

 

今回のコンチネンタルGTは非常にパワフルでした。

上記にも記載致しましたが、ストレートでのV8のパワフルなサウンドと、だれよりも存在感のあるマフラーの炸裂音

が鈴鹿を包み込みました。。。

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映像ではこの凄さ、全く伝わらないのが悔しいです。

このエンジン、再設計したドライサンプ式オイルシステムと吸排気マニホールドを採用し、エンジンの取付位置をより低く、そして小型にすることに成功いたしました。

W12ではパンパンになっているエンジンルームですが、この車両は半分が空力のための空洞になってます。

車両重量は製品版よりも1,200kg軽くなっております。

 

見て下さい、この内装、、、

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高級なウッドパネルやレザーシートが影を潜め、なにやら物々しい計器類やスイッチの数々、ドアパネルを触った感触はとても薄くて軽く衝撃を受けました。

 

 

予選Q1は難なく2台とも突破しました。

とてつもない速さとパワー、最初のコーナー手前でシフトダウン直後、マフラーから発せられる強烈な炸裂音、スプーンカーブでの安定性、とても優秀で魅力的な車両です。

 

100周年を記念したブラックとゴールドのカラーも大迫力です。。

感じ方は人それぞれかと思いますが、私にはダークヒーロー的な要素も感じられました。

 

 

美しい見た目とは反して、その獰猛な走りは圧巻です。

開発は英国のM SPORTWRC世界ラリーで数多くの名車を生み出した鬼才、クリスチャン・ロリオーが仕立て上げました。

今回2代目となるコンチネンタルGT3ですが、数多くの勝利とタイトルをもたらした先代よりも軽量化を重視しております。

ベントレーはとてもタイヤにやさしいマシンとのことで、タイヤの摩耗の多い鈴鹿ではストロングポイントとなりました。

鈴鹿10Hでは15セットのタイヤ交換が行われるそうです。

 

凄いですよね。。

 

1日目(予選)

Q2 上位グリッド争奪戦は

1. #42 BMW Team Schnitzer20445

10. #108 Bentley Team M-Sport21292

トップと差1秒、すごい戦いでした!

 

これは優勝もねらえるのでは!?

明日が楽しみです。。

 

 

白熱したレースを観戦した後は

サウナーの聖地、ウェルビー栄にて、本場フィンランドサウナを楽しみました。

-25℃の部屋で0℃の水風呂に入り、レースでの熱気をクールダウンしました。

 

 

2日目(本戦)

コース内では、早い時間からドライバーとマシンがプラクティスをしておりました。

車両とドライバーが100%の状態でグリットウォークとなりました。

レースクイーンの方も各車両の前に立ち花を添えます。

スタート前の会場の熱気はMAXとなりました。 

そして、10時より一斉にスタート致しました。

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2台とも全開で攻めます。

10時間、ドライバーが1時間30分で交代して行います。

 

2台ともグリットウォークを通りの順位をキープしております。

107号車は1位のアウディをとらえています。

ラップタイムの差は20秒、ドライバーとの無線でも

この差を詰める、トップを目指すと力強い声が入ります。

 

しかし、108号車にトラブル発生、大幅なタイムロスを余儀なくされます。。

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その後、再スタートを切った108号車にはパーツの破損など不運が舞い込みます。

 

しかし、107号車は順位をキープ、そのパワフルな走りが会場をひきつけます。

 

そして10時間経過

 

107号車 8

108号車 28

という結果となりました。

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のこり5時間の時点では

107号車 12

108号車 32

でした、この最中に限界走行の闘いが有りました。

そして、最後まであきらめず攻め続け、2台とも完走した姿に感動致しました。

この勇姿を忘れることは無いでしょう。

 

来年も楽しみです。。。

 

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Sep 11, 2019