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Cornes Official Blog

Cornesスタッフからのニュース

Apr 17, 2020

知っていそうで知らなかった”Aventador”シリーズ

コーンズブログをご覧の皆様いつもありがとうございます。

Lamborghini青山の堀越でございます。

 

いかがお過ごしでしょうかと聞くのも心苦しいような世の中の情勢になっておりますが、早く終息することを願うしか方法がないのも、また心苦しい限りです。

 


弊社ショールームも全拠点において4/17からしばらくの間、CLOSEとさせて頂いております。

詳しくはこちらをご覧ください。


 

 

 

そんな自分は実家にあったエアブラシを引き出して、何年かぶりにプラモデルを組み始めました。とても楽しいです。話が逸れました。

 

 

 

本日は、「Aventador」のシリーズバリエーションとその特徴について解説していきたいと思います。

 


まずはこちらのモデルから。

LP700-4

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LP700-4が登場してしばらくしてから、都内の路上でその姿を見たときは、思わず叫んだのを思い起こします。

 

すかさず駆け寄っていきオーナーさんに声をかけて写真を撮らせてもらいました。(入社前の話です。)

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それほどにインパクトが強く、「王者降臨」といった出で立ちにひどく興奮したのを覚えています。

 

シングルクラッチ独特の癖は低速域では多少感じますが、扱い方に慣れてしまえば気苦労は全くと言っていい程ありません。そしてハンドルを握ればすればそんなことは吹き飛ぶような世界が待っています。

 

運転することもそれは至極幸せな時間ですが、「ガレージで車を見ながらワイン片手に一人悦に入る」そんな時間もまた究極の大人の嗜みなようにも思います。

 

LP720-4 50° Anniversario」

Anniversarioとは英語でいう「Anniversary」の意味で、Lamborghini創業50周年を記念するモデルとしてクーペモデルが100台、ロードスターが100台の世界限定200台が生産されました。

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車名のLP720が示す通りエンジン出力は、通常モデルから20馬力引き上げられ「720馬力」を発生させます。

 

「LP700-4 Pirelli Edition」

LamborghiniとPirelli社の長年のパートナーシップ関係を祝して製作された特別モデルです。

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至る所に施された、赤いラインが特徴の車です。新車時にはタイヤに「Pirelli」の赤いレターが入っています。

 

「LP700-4 Miura Homage」

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以前のブログでもご紹介しましたが、生産から50周年を迎えた「Miura」へのリスペクト込めて製作された、生産台数僅か50台という非常に希少なLP700-4です。

 

「AVENTADOR  “J“」

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こちらも以前ブログにてご紹介しましたが、世界限定1台というスーパースペシャルモデルです。

バンパーなどもこの車の為にワンオフで製作されたものになります。

 

 

LP750-4 SV

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2015年のジュネーヴ・モーターショーにて発表されたクーペモデルが世界限定600台ロードスターモデルが世界限定500台のスペシャルモデルです。

 

この車の開発中のスパイショットがネット上に掲載された時は、あまりのカッコよさにため息が漏れました。

LP700-4とはまた違った魅力を放つ、個性的なモデルです。

 

車名が示している通り、エンジン出力は750馬力まで引き上げられました。内装、外装共にカーボンが多用されており、軽量化が図られています。

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スピードメーターなどを表示するモニターもLP700-4から変更され、レーシングカーを彷彿とさせるようなグラフィックになりました。

 

良く見て頂くと分かる通り、一番大人しいモードである「STRADA」でも、タコメーターは2000回転以下が表示されません。(右下の850というのもエンジン回転数です。)

さながらレーシングカーです。

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Aventador S

2016年に公開されたマイナーチェンジと呼ぶには勿体ないほど、至る所が変更されたモデルです。

エクステリアデザインの変更と共に、4輪操舵など最新の技術が多く採用され、走行モードには「STRADA」「SPORT」「CORSA」のほかに「EGO」という、好みに合わせてサスペンションやステアリングなどの特性を選ぶことが出来る機能が加わりました。

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そして肝心要のエンジンは、740PSまで引き上げられ、車名からLPの文字がなくなりました。

 

テールパイプが3本になったエキゾーストは従来より20%ほど軽量化されたり、エンジンフードの横にあるエアダクトが固定化されるなど至る所に軽量化による変更が加えられています。

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個人的に一番乗りやすいAventadorシリーズがこの”S”だと感じます。

 

シングルクラッチという点こそ変更されていませんが、LP700と比較すると格段に技術が進歩しているを感じることが出来ます。

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また「SPORT」「CORSA」にモードを変更した際も、エグゾーストの音の変化がより楽しめるようになっており、アクセルオフした時に出る「パンッパンッパン」とう音も、自分が意図したとおりに綺麗に音が出てくれます。

 

 

 

Aventador SVJ

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トリを飾るのにふさわしい車と言えば、Aventadorの最新型である「SVJ」です。

 

SV(Super Veloce)にLamborghiniがスペシャルモデルに与えるJ(Jota)という名前が付け加えられた、クーペモデルが世界限定900台ロードスターが同800台のモデルです。

ミッドに搭載される6.5L、V12エンジンは最高出力770馬力まで向上されました。

 

街中では到底使い切ることが出来ないパワーを秘めていますが、その表現はエクステリアデザインも同様です。

ALAというLamborghiniのエアロダイナミクスがボディの至るところに装備されており、見た目の迫力に関して、この車に勝る車はなかなか少ないのではないでしょうか。

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レーシングカーが街中を走行しているようにも見え、注目度は段違いです。

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ショールーム内の駐車場で納車前のSVJを見る機会がありますが、その周りだけ違う空気が流れているように感じられる佇まいです。

 

貴重なエンジンルーム内の写真もご紹介します。

DSC_8657

エンジンフードは今までのモデルと違い、ダンパー式ではなく脱着式になっており、エンジンボンネットにある鍵穴に鍵を差し込み回すことでロックが解除され脱着ができるようになります。

 

そしてエンジン本体をよーく見て頂くと気づくのですが、エンジン本体が左右重量の関係で少しだけ左側にオフセットされているのです。(写真の撮り方の問題ではないですよ)

こうしてじっくり見ると色んな事に気が付くので面白いですよね。

ちなみに「この少し左オフセット」はHURACANも同様です。

 


 

 

いかがでしたでしょうか。

僕は「公道を走るスーパーカーの王様」と呼ぶにふさわしいAventadorが大好きなので、Aventadorの魅力が少しでもお伝えできていたら嬉しい限りです。

 

今後、Aventadorの最終モデルが出ると噂はされていますが、後継車も含めまだまだ魅力たっぷりなモデルであることに変わりはありません。

 

またこのブログでもこうしてご紹介出来ればと思います。

 

 

 

 


そして弊社ショールームに関しまして、東京、大阪、神戸の拠点は4/8から、名古屋の拠点におきまして4/17から当面の間休業とさせて頂いております。

詳しくはこちらをご覧ください。


 

 

しばらくは社会の混乱が続きそうですが、お体だけはどうかご自愛くださいませ。

そして混乱が明けた暁には、ショールームで実車を心行くまで眺めて頂ければと思います。

 

 

それでは今回はこの辺りで失礼致します。

 


ランボルギーニ青山
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Apr 17, 2020