Lamborghini Aoyama のブログをご覧の皆様Buongirno!!
大変ご無沙汰してしまいましたが、セールスNKで御座います。緊急事態宣言による、外出自粛の中、Stay Homeされてますか!!今回のお話はこちら、Countach Evoluzioneです。
Lamborghiniは、自動車分野での複合素材の可能性を認め、他のメーカーよりいち早く、社内にE.COという特別部門を設立し、研究をスタートしております。1982年の事です。
1985年当時、チーフエンジニアのSig.Giulio Alfieriは、Attilio MasiniとHoracio Pagani後に、Attilioの代わりに、責任者をSig.LuigiMarmiroliとした、新プロジェクトをスタートさせます。
チームは総勢わずか4名でした。こんな逸話が残されています。Sig.HoracioPaganiが炭素繊維製品の製造に必要なオートクレープをを購入する様、経営陣を説得しますが、拒否された為、個人で銀行ローンを組みオートクレープを導入したとの事です。チームは、Countach 5000 S Quattrovalvoleを素材としましたが、その構造は、全く異なり、スチールフレームの代わりに、モノシリックカーボンファイバーボディが作製されました。サンドイッチラミネートされたアルミニウム、ケブラー、カーボンファイバーのハニカム補強材が構造下部に埋め込まれました。
一方、ボディワークにも複合素材が多用され、フェンダーやドアなどはアルミニウムでしたが、バンパー、エアインテイク、フード、スポイラー、ホイールアーチは炭素繊維で出来ております。ボディは塗装されていないので、ブラシ仕上げのアルミニウムの金属コンポーネント、黒の複合素材のコンポーネントを簡単に識別出来ます。
490HPを発生するチューンされた5000SQuattrovalvoleエンジンが搭載され車体重量はわずか980kg(ドライ)を達成しております。最高速度は330km(Nardo)にてを記録しゼロ100kmは、4.1秒を記録し、ABSシステム、可変トルクディバイダー、電子可変サスペンション、格納式ワイパーシステムが搭載され、後のプロダクションモデルの礎となりました。
当時、Ferrariからプロデュースされるであろう後のF40に対抗するためとかウワサされましたが、そんな事より当時クライスラーの買収前であり、正に会社の危急存亡の時期にこの様な開発を実行していたエンジニア魂に熱いものがこみ上げて参ります。
長々お付き合い頂きまして有難う御座います。
現在、青山ショールームでは、もう一つのEvoluzione Huracan Evo及びHuracan Evo Spyderを展示しております。
正にCountach Evoluzioneが残したもう一つの遺産をご覧にお越しくださいませ
Prego affinche una vita di tutti i giorni serena torni presto …. 平穏な日々が少しでも早く戻ります様に….
Ciao Ciao!!
ランボルギーニ青山
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