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ベントレー東京の佐藤でございます。
この冬、11月より日本の新型乗用車に「衝突被害軽減ブレーキ」の装着が義務化されたのはご存じでしょうか。
すでに発売されている輸入車も2026年7月からは同装置の装備が求められるようになります。
そこで今回は衝突被害軽減ブレーキの『できること』『できないこと』をまとめてみました。
衝突軽減ブレーキは「プリクラッシュセーフティブレーキ」や「AEBS」などと呼ばれます。車両や歩行者などと衝突しそうになったときに自動でブレーキを作動させる装置のことです。
衝突被害軽減ブレーキは私達人間ほど賢いものではございません。
自車の周りをセンサーですべて認識しているわけではないのです。あくまでもシステムが作動する対象(歩行者や自転車、前方にある車両など)をピンポイントで見ています。
逆に言えば、それ以外は無視しています。たとえば柱や壁、ガードレールはクルマのすぐ前にあっても無視しています。
※ちなみにフライングBマスコットは衝撃を検知すると自動で格納されます
またシステムによって「歩行者」は見るけど、「自動車」や「オートバイ」は見ない。
逆にどちらも見るなど見ているものが異なります。
ちなみにブレーキのつもりでアクセルを踏んだときに急発進を抑制する機能は「衝突被害軽減ブレーキ」とは違う仕組みで作動します。
衝突被害軽減ブレーキは「クルマの前に何か障害物があれば無条件で作動する」というものではありません。
また衝突被害軽減ブレーキはカメラやレーダー、ソナーなどのセンサーを使って、他の車や歩行者を認識します。
ただしセンサーによって得意なものと苦手な物があります。
カメラは対象物が人なのかモノなのかを認識するために必須ですが、雨や霧などを苦手とします。
レーダーは遠い物体を認識するのは得意ですが、それが人なのかモノなのかを認識することができません。
ソナーは近い距離を得意としますが、レーダーと同様に細かな認識ができません。また金網や茂みなどはレーダーや超音波を反射しないため、レーダーやソナーでは認識できません。
そのため多くのシステムでは、複数のセンサーを併用しております。
“ぶつからない装置ではない″
衝突被害軽減ブレーキはクルマがぶつかりそうなとき、警告があってもドライバーがブレーキ操作を行わないという状況になって、ようやく自動でブレーキが作動するというもの。
システムはブレーキを作動させますが、状況によっては衝突を回避できないこともあります。
つまり、『絶対にぶつからない』装置ではないのです。
早いもので本年も残すところ、あと2か月となりました。
皆様には何時も大変お世話になり、心より感謝しております。
少し長くなってしまいましたが、最後に現在世田谷ショールームの展示車両のお写真で失礼させていただきます。
New Bentayga V8
外装色:Verdant
内装色:Sadlle/Beluga
New Continental GT Convertible
外装色:Beluga
内装色:Hotspur/Beluga
New Continental GT V8
外装色:Beluga
内装色:Beluga
New Flying Spur V8
外装色:Beluga
内装色:Linen/Beluga
これから寒い日が続きます。どうぞ、くれぐれもお体を一番に安全運転でお過ごしくださいませ。
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