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コーンズ・モータース川田でございます。
現在1861では、Ferrari Mondial T を展示しております。
Ferrari Mondial T
1980年に発表されたV8ミッドシップモデル、Mondial 8の最終進化版として1989年に登場したのがMondial Tです。モンディアルとはイタリア語で世界を意味し、かつてのF2チャンピオンマシン、500 Mondial以来の命名となりました。Mondialはエンジンを車体中央に配置したミッドシップ車でありながら4人が乗ることができる、フェラーリのラインナップにおいて独自のポジションを確立したモデルでした。
“T”の文字はF1の312Tから授かったもので、横置きギアボックスを意味するイタリア語のトランスバーサルから命名されています。1975年から1977年、そして1979年にF1世界選手権で4度のコンストラクターズタイトルを獲得した312 Tは、縦置きエンジンに横置きギアボックスを組み合わせており、同様のパワートレインレイアウトを採用したMondial Tは、その正統なる血統であることを車名で表現しました。
先代のMondial 8に横置き搭載されていた最高出力300ps、最大トルク24.8kgmの3リッターV8エンジンを、最高出力300psの最大トルク33.0kgmの3.4リッターV8の縦置きに変更。トランスミッションは横置きの5速MTが組み合わされています。インテリアデザインは348tbなどと同じく、コンパクトなメーターナセルや大型のセンターコンソールが採用されるなどモダンに変貌を遂げ、ABSが標準で装備されたのもトピックでした。
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