コーンズ 芝ショールーム
〒105-0014 東京都港区芝3-5-1
FAX:03-5730-1620
営業時間:月曜~金曜/10:00~19:00
土・日・祝日/10:00~18:00
定休日:無休(年末年始は除く)
皆様こんにちは!
芝ショールームのAY(もみじ)です。
今回も
についてお伝え致します。
前回までは初日のファクトリーツアーの様子と、「リストランテ・モンタナ」でのディナーの様子をお伝え致しましたが
今回から(やっと)2日目に突入致します!
すでにイタリアから帰ってきて2か月経ってしまったので急ぎ足でご紹介したいと思います!(汗)
2日目は812 Superfastのテストドライブ、 Classiche(クラシケ) と Tailor Made (テーラーメイド)の見学が主な内容でした。
朝9時から出発してフェラーリ本社へ向かいます。
そしてそのまま Pista di Fiorano (フィオラノ・サーキット)へ…
こちらの4台の 812 Superfast とインストラクター4名、
その他フェラーリ社のスタッフがミハエル・シューマッハ広場のエンツォ・フェラーリ邸宅前で私たちを出迎えてくれました。
記念撮影後に写真左手の建物内に入り、当日のプログラム、新型モデル 812 Superfast の技術的な進化や具体的な性能の向上点、
サーキット走行において推奨されるハンドルさばきやコーナリング時のポイント等の説明を受けました。
こちらはステアリング操作指導時のスライドです。
ステアリングを握る手のベストポジションは、時計の9時15分の位置で
90度以上ステアリングを操作する際は腕をクロスさせずに送りハンドルで操作することが好ましいそうです。
こちらは90度とS字カーブのラインどりについてのスライドですが
細い緑の線と赤い線があり、これらはカーブ走行時の走行ラインを示したものです。
一見緑の線の方が効率的なラインを取っているようですが、
実は赤い線の方が車の挙動を考えられたラインで、より速く加速できる無駄のない走りが出来ます。
結果的にただ最短距離を狙うよりも、スムーズで速い走行が出来るということなのですね。
説明が終わった後は早速プログラムスタート!
スケジュールは
1グループ:クラシケ、テーラーメイドの見学とマラネロ周辺の公道にて812 Superfast の試乗
2グループ:フィオラノ・サーキットにて812 Superfast の試乗
これを午前と午後でグループを入れ替え、全員が同じプログラムになるようにされています。
私は1グループで、2日目最初のプログラムはクラシケ(Classiche)見学でした。
クラシケは名前の通りフェラーリのクラシックモデルを専門的に扱う施設で
本社内にあることからファクトリーツアーと同様に写真撮影不可というのが非常に残念でした…。
施設内では貴重なクラシックモデルがずらりと並び、リペア作業等が行われていました。
この作業エリアの他にオフィスのような空間が設けられており、大きな本棚の中には
歴代のフェラーリ各車種の詳細なデータが保管されています。
ここでは現在もデータ収集を続けており、状態の良い車両が入庫した場合には3Dスキャンなどの技術を利用して車両データを収集することもあるそうです。
クラシックモデルはリペアする際には
すでに生産されていないパーツがあったり、現在では使われていない素材が使用されていたりということがありますが、
このように各モデルに対して詳細なデータを保管していればデータを元に当時使われていたパーツを復元することも可能だということですね。
そしてこちらはテーラーメイドの施設です!
今回の見学では写真撮影NGと言われてしまったのですが、
前回スタッフがディーラーのラーニングプログラムで見学した際のお写真がありますので…(笑)
その際のお写真と共にご紹介いたします。
テーラーメイドは通常よりもはるかに多いオプションや、通常では不可能な素材を選択することができ、
世界に一つだけの、お客様のためだけの1台を作ることが出来ます。
ここではそのための様々な素材やカラーのサンプルが置いてあり、専用のコンフィグレーターで
専属のスタイリストと共に仕様を決めていきます。
サンプルは大きく3つのテーマに分かれて配置されており、1つ目は Scuderia です。
Scuderiaは1947年のフェラーリ社創設当初から現在まで、レースなどのモーターシーンで活躍した車両をコンセプトにしたテーマです。
カーボンなどの軽量素材や、スポーティなテイストのサンプルが多く設置されています。
2つ目は Classiche です。
これも名前通りフェラーリ・クラシックモデルをコンセプトとしたテーマです。
細いステアリングやビンテージ加工の施されたレザーなどがレトロな雰囲気を匂わせています。
こちらは内装に使用することのできる素材のサンプルですが、
カシミヤやウール、スーツによく使用される生地や、コーデュロイなどの生地を使用することも可能です。
組み合わせによっては渋くて格好いいコーディネイトになりそうですね!
3つ目は Inedita といい、イタリア語で「前例のない・未発表の」といった意味を持ちます。
このステアリングのサンプルは合成素材が使用されており、ゴールドというよりもオレンジのような鮮やかなカラーが印象的です。
下に敷いてあるレザーも微妙に色合いが違うオレンジが7色も集められていますね。
同じようにステアリングが赤くペイントされ、
その後ろの鮮やかなレザーやステッチの色・パターン、素材の組み合わせを提案しています。
鮮やかな色のレザーや、デニム、カーボンに似た合成素材を使った色鮮やかなパーツ、
ワニ、エイ、カンガルーなど、牛以外のレザー…
車の内装とは思えないほど様々な素材と色が揃っており、まさに今までなかったような
「前例のない」デザインが出来上がりそうですね。
このままマラネロ周辺でのテストドライブ…と参りたかったのですが
かなり長編になってしましそうなので次回に持ち越させて頂きます。(汗)
今回もお読みいただきましてありがとうございました!!
AY(もみじ)
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