こんにちわ。JPHです。
ようやく秋の気配がちらほら見え始めてきましたね。
さて今回は、ニュース、雑誌で大きく取り上げられている、9月16日(金)に開催された、「Lamborghini Day」のレポートです。
ランボルギーニ社のCEOが、ステファン・ヴィンケルマン氏から、ステファノ・ドメニカリ氏へ変わりましたが、今回がドメニカリ氏にとって、ランボルギーニCEOとしての初来日となりました。
(向かって左から3番目)
このイベントでは、創業者 フェッルッチョ・ランボルギーニの生誕100周年を記念して作られた、特別限定車 「チェンテナリオ」 のお披露目が行われました。
ボディ全体がカーボンの外皮に覆われ、曲面や折り目の大胆さから、素晴らしく美しく、そして、圧倒的な迫力に満ちた、存在感を放っていましたね。
今年が、Miura誕生50周年という記念に当たる年なので、それに合わせて、ポロストリコ(ランボルギーニ本社レストレーション部門)が手掛けた、Miura SVの展示、そして、Miuraを含む歴代のランボルギーニ車の品評会(コンクール・デレガンス)が催されました。
このMiura SVは、「ポロストリコ」設立後の第一号車となります。
この車は、シャーシ番号4846で、市販モデルとして生産される前にプロト.タイプとして作られた「ワンオフ」的な車両となっており、45年前のモデルを現在のランボルギーニが様々な部分の修復、交換などを行い1年をかけて完璧にレストアしたという「作品」になっています。
本当に新車そのものでした。1971年の新車当時より、きちんと仕上がっている感じもしますね。(笑)
これは、2016年6月に発表された、Aventador をベースにした、「ミウラ・オマージュ」という世界限定50台のモデル。
Miuraの特徴的な2トーンの意匠が用いられたコーディネーションで、各部に専用デザインが施されている貴重な一台です。
ディアブロGTのエリア。
ディアブロのエリア。
個人的に「400GT」が一番のお気に入りですが、同時期のフェラーリと較べて、この時期のスポーツカーには珍しい、エアコンが装備されていたり、ランボルギーニは創業当初から、ドライバーが快適に長時間のドライブを可能にするGTカー的な発想が、しっかりなされていました。
この「LM002」に至っては、一部では「イロモノ」的な扱いでしたが、(笑) ここ最近のラグジュアリーブランドのSUVブームは、正にこのモデルの思想が進化したものではないでしょうか?
こうして歴代のモデルを見てみると、固定観念にとらわれない、オリジナリティ、そしてチャレンジ精神溢れたブランドだという事が良くわかります。
来年発表予定の「Urus」、すごく楽しみですねー。
夕方からは、総勢、約65台のランボルギーニが、外苑~原宿~渋谷をパレード。
昨年に引き続き、同コースを走り抜けるシーンは、圧巻の一言でした、、、、、。
パレード後は、いよいよナイトパーティーの始まりです。
未来のオーナー向けの試乗コーナーや、(笑) 絶品のイタリアンビュッフェなど、正にランボルギーニ一色の濃密な時間を過ごさせて頂きました。
新CEOのドメニカリ氏は、本当に気さくな方で、お客様と一緒に写真を撮っているシーンを頻繁に見かけました。
新しい指揮官に、新しいモデルの数々。これからのランボルギーニが楽しみです!
嗚呼、素晴らしきかな、ランボルギーニの世界。
ではでは。