へー、こんなんなんだねー。 ~ロールスロイスエアコン研修レポート第2弾!~
ロールスロイスエアコン研修レポート第2弾!
皆様、再び東雲のRR担当Mでございます。
昨今、海外での研修が多く、「やつら、遊んでるんじゃないの?」と、思われても困りますので、一生懸命勉強してるぞ!のアピールも兼ねての書き込みです。
少しは給料に反映されれば良いのですが。。。。
昨今のエアコンユニットと言うものはダッシュボードの中に隠れており、普段は目にする事が無いのですが、Ghostの場合こんな形をしています。
とっても複雑で理解に苦しみます。。。
それでもって、制御が複雑です。
普段何気なく、あ~暑いから顔に風を・・・と、簡単に操作しますが、実は内部で小規模なインターネットの回路のような物が構築されており、風を出したり止めたりしております。
吹き出し口の弁を動かすモーターには、3本の線だけが接続されていて、プラス、マイナス。あとはデジタル信号。どれくらい開いている?どれくらい開く??等の通信をしてます。
で、それぞれのモーターに、パソコンで言うところのIPアドレスが割り当てられています。
貴方は開いて!貴方は半分。貴方は開いちゃダメ!なんて会話のようなものですね。きっと。。。
PhantomとGhost ではこのモーターの構造が違います。
Phantomの場合、モーターは専門職。ハイ!貴方は足元の人。貴方はデフロスト。なので、部品も個別に「右の足元の人、1個ください」なんて形で部品を注文します。が、Ghostの場合、全てのモーターは共通。車に取り付けた後に、それぞれの役割を決める(IPアドレスを設定する)わけです。
「貴方はダッシュの真ん中の役ね!、貴方はダッシュの右側ね!」という感じの指名制です。
普段は何気なく操作していますが、中では高速通信で、あれや・これや・やってます。
如何ですか?少しは伝われば良いのですが・・・
で、講習風景ですが。。
東雲のN君。
インドのメカとなにやら議論しております。何を話しているんだ?
ちなみに、宿泊先のホテルでは、インドの人の為にカレーが用意されています。
N君と講師のワン先生。
我々の為にゆっくり丁寧に説明してくれます。
同時に行われたホイールアライメントの講習会の風景。
大阪のKさんが測定板を設置中。最新の測定器では、磁石で板を固定。以前の物より安全、簡単、早い優れ物です。ただし、測定器具はセットで数百万円です。もっと高額な物もあるのですが十分高額です。ちなみに、彼が取り付けている測定板。一枚で数十万円です。
お願いだから、落とさないように・・・・
こちらは日本チームと韓国チームの4名
韓国メカニックの一人は立命館大学卒で日本語ペラペ~ラ。。
政治では何かと問題を抱えている両国。
だが!!ロールスの現場では、な~んの問題もありません。むしろ、個別で情報交換しているほど。
先日、韓国のアフターセールスが「アジアパシフィック、ベストアフターセールス部門」で表彰されました。まぁ、頑張ってるかならぁ。向かって右の2名が韓国のスタッフです。
No1おめでとう!
ちなみに、中央左のKさんも表彰されました。私はな~んにも無し(涙)
2011、2013はコーンズが取ったから、まぁいいかな。。だがしかし、来年は獲得できるよう頑張ってみようか・・な。。ぼちぼち。。
では、東雲のMでした~