マレーシア講習 番外編
今回、ロールスロイスのメカニック、N君が言った不満を東雲Mが紹介します。
ロールスチームの海外講習では、他のブランドと違い規制が多く・・・
> 経費削減の弾丸ツアーが必須
> 単独での外出禁止(ホテル周辺はOK)
> 生ものの飲食禁止(刺身、生牡蠣、水)
> いかがわしい店への入店禁止
> 毎朝、AM6:30に朝食etc。。。
そんな中、さすがにしびれを切らした東雲N君。それを見る大阪Kさん。
N「いや~、たまには観光に行きたいです!」
M「お前!勘違いするなよ!こっちは何十万円もかけて仕事できてるんだぞ!
Kさんはどう思う?」
K「どっちでもいいです」
N「だって他のブランドは〇〇したり、△△に行ったり。。
Kさんだって行きたいですよね」
K「まぁ」
M「N!お前、あまいんだよ!ば~か!」
N「そんな事言うなら、僕、会社を辞めます!」
本当かどうかが別にして、渡航11回目にして初の本格的な観光地、バトゥー ケーヴへ。
> ホテルから30分程度。電車の乗り換えが1回、終点の駅。
これらの条件からN君が導き出した観光地、バトゥー ケーヴ。
M「で、何があんだよ?!」
N「大きな仏像と洞窟です」
M「洞窟だぁ~?!洞窟見て何が楽しいんだよ!!」
大人の私としては涙を流しながら懇願する可愛い後輩のお願いを拒否する事もできず。。。
ホテルから30分との事前情報、しかし、電車は永遠に徐行運転。おいおい・・・
1時間弱をかけて到着。
駅を降りてまず目に入ったのが、少々ファンキーな巨大像。
M「お前、ふざけてるのかぁ?!」
N「すいません。こんな事とは知らずに・・つい・・」
M「N!しかも、メタボってるぞ!ふざけてるだろ」
N「すいません。つい食べ過ぎて・・本当にすいません」
そんな会話をしながら、目的の巨大仏像の元へ・・
お~さすがにでかい。
仏像のスペックはネットを検索してください。
N「洞窟、見にいきましょうよ!」
M「えっ?どこ?」
N「上です。272段の階段を登ってください」
M「なんだとぉ~、こちとら残業続きで体力なんぞ残ってねぇよ」
こんな会話を楽しみながら、いざ洞窟へ。。
疲労困憊のMを残して先に進むN君とKさん
講習の後だと言うのに元気です。おまけに楽しそう!
で、洞窟内部。
M「洞窟じゃん」
N「広くて凄いですね。感動です。」
一人ではしゃぐN君
M「N!エレベーターは?水は?」
N「すいません。ありません。」
M「おまえぇぇぇぇ!ふざけんなよっ!」
頂上からの風景。
帰り道。
やはり、Mをおいてスタスタ。
まったく、ふざけすぎだぜぇ・・・Nの野郎!
階段を降りる途中に見えた、門の裏側の装飾。
ちょっと怖い
左側の動物は?動物か?
M「N!ありゃ、いったいなんだよぉっ!」
まぁ、こんな感じで楽しく観光させて頂いたのですが、無事ホテルにも到着できましたし、歴史的な文化遺産も見学できましたし、まぁ、良かったのかな・・と、思います。
私は保守的すぎるとも、心配性とも言われます。
引率される側、する側、立場が異なるので判断に差があるのは当然ではありますが、今回、N君の「恐れを知らない提案」のおかげで、短い時間ではありますが楽しむ事ができました。
N君、提案とリサーチ、引率、お疲れ様でした。
しかぁ~し!
今回楽しんだ分、全開で働いて、そして会社へ貢献して「十倍返し」するように。
ホテル出発PM5:00、ホテル到着PM8:00。数時間の楽しい弾丸ツアーの報告でした。