Dec 3, 2020
Polo Storico by Lamborghini
ブログをご覧の皆様、こんにちは！DSです。
＿
「Polo Storico」ポロストリコってご存じですか？
＿
＿
もしかすると聞いたこともないよ！って人の方が多いかもしれないですね。
＿
ポロストリコとはランボルギーニ社のクラシックカー部門の総称で
この部門では古い車両のオリジナル性がどれだけ保たれているか
どこまで発売当時の状態を維持できているかという面と
車両を走行させる上での安全性の視点で検査を行い
合格点が取れた車両には、ランボルギーニ社から認定書が発行され
「このランボルギーニは真のランボルギーニである」と認定されるプログラムが
この部門の主要な役割です。
＿
認定をするにあたって必要になる
古い資料や初期のデッサンなどあらゆる情報を管理、保存をすることも
ポロストリコにおいて重要な仕事の一環でもあります。
＿
＿
この検査で改造が施されていたり
経年劣化により故障していたり
その故障を純正ではない部品を使用して修理が行われていたり
さまざまな理由によりオリジナル性が保てていない場合があります。
その原因の一つは
クラシックカーの部品の製造が既に終了してしまっていることが挙げられます。
その為、やむを得ずに社外品を使用して修理するケースもあります。
＿
そこでポロストリコの二つ目の役割が
「生産終了してしまった部品の再生産」です。
ただ、同じような部品を作るということではなく
過去の資料を参照し、形状や見た目だけでなく
金属などの材質面も当時のものを可能な限り再現しています。
ちょっとしたネジのような部品から、エンジンのシリンダーヘッドなど
さまざまな車種、さまざまな部品が既に再生産を開始されています。
＿
＿
これらの部品を使用して行われているのが
三つ目の役割である「レストア」です。
最初にお話しした検査でオリジナルと一致しない箇所があったとしても
修復することが出来ます。
＿
＿
古く劣化してしまった貴重なお車を
新車の頃まで時間を戻したかのようにレストアすることが出来ます。
＿
現在弊社で所有している
「カウンタック 25thアニバーサリー」を
ポロストリコに通す予定です。
今後の過程などをこちらにアップしていきますので
楽しみにお待ちいただけたら、幸いです！
Category :
Dec 3, 2020