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Cornes Official Blog

Cornesスタッフからのニュース

Dec 1, 2020

Huracán STO

コーンズブログをご覧の皆様、いつもありがとうございます。

ランボルギーニ青山の堀越でございます。

 

 

本日はランボルギーニが満を持して登場させた「Huracán STO」について、実車を見る機会に恵まれましたので紹介させて頂きます!

 

Huracán STO

 

_DSC2027

スペック

このブログをご覧の方は、既にスペック等はニュース等でご覧になっているかと思いますが、

知らないよという方のために簡単にご紹介させて頂きます。

 

エンジン:5204cc V10自然吸気エンジン

最大出力:640PS

0-100km:3.0秒

100-0制動:30m

最高速:310km

乾燥重量:1,339kg(ペルフォルマンテは1,382kg)

前後重量配分:41/59

 

この迫力ある出で立ちが物語る通り、この車の源流は「Huracan Super Trofeo EVO」というレーシングカーにあります。

super trofeo evo_DSC1995

スーパートロフェオとは、北米、アジア、欧州の3大陸で行われているランボルギーニのワンメイクレースの事で、

今回登場したSTOはそうしたランボルギーニのレーシングカーからのエッセンスを色濃く残した、

正に公道を走るレーシングマシンといった印象です。

スーパートロフェオのマシンについては、以前のブログでご紹介しておりますので、そちらもぜひご覧ください。

 

 

エクステリア

外装には関して目を引く点はたくさんございますが、そのうちの一部をご紹介させて頂きます。

 

フェンダールーバー

_DSC2005

まずはこちらのフェンダールーバーと呼ばれる、フロントフェンダーに付けられたダクト。

上の水色がSTO、下の白がスーパートロフェオのマシンです。

s_DSC08369

フロントから入れた空気を抜きダウンフォースを稼ぐと共に、ブレーキ熱などを効率的に排出する機能を持ちます。

 

リアウィング

_DSC1991

続いてこちらは特徴的なリアウィング。

ペルフォルマンテでも固定式でしたが、形状を大きく変えたウィングが装着されています。

固定式で手動で角度調節が出来ます。

 

エンジンフードフィン

フィン

s_DSC08344

エンジンフード部には縦にフィンが設けられています。

こちらは空気の流れを整流する効果があります。

見れば見るほどレーシングカーのパーツを使用している事が分かります。

 

エアダクト

_DSC2003s_DSC08338

僕が一番気になったエクステリアパーツはこちらのルーフに備えられたエアインテーク。

公道ではおそらく使う必要のないパーツではありますが、

これをこのまま市販してしまったランボルギーニには称賛の拍手を送りたいと思います。

 

エンジンボンネット

_DSC1977

こちらはエンジンフードの内側です。

カーボン素材で出来ている事が見た目にすぐに分かります。

ダンパー式ではなくSVJ同様、写真のような取り外し式になります。

そして一番の驚きはこちらのエンジンフードを一人で持ち上げられるという事です。

実際に計測したわけではありませんが、持った人間曰くおよそ5kgくらいとのことです。

 

エンジン

_DSC1978

640PSを発生させるエンジンの

ヘッドはペルフォルマンテ同様にゴールドに塗装されています。

通常のウラカンのようにガラスエンジンフードを装着する事が出来ないので、

エンジンフードを開けないとエンジンは見えませんが「能ある鷹は爪を隠す」という言葉の通り、

「見せずに魅せる」といった言葉がピッタリなのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

インテリア

続いてはインテリアをご紹介させて頂きます。

 

シート

 

_DSC1981

シートはなんと、電動タイプの用意がございません。

「フルバケットタイプのシート」若しくは、「フルバケットシートにリクライニング機能を付けたシート」のどちらかになります。

どちらのタイプも完全に走ることに重きを置いたレーシングシートです。

ちなみに画像には4点式シートベルトやロールバーが装着されていますが、こちらは日本仕様では装着できないそうです。

 

 

ドア
_DSC2002

ドアの内張りはカーボン素材で出来ており、閉める感触も非常に軽量でした。

「ドアハンドルがない??」と思いましたが、こちらもレーシングカー同様赤い紐を引くと内側から扉が開きます。

s_DSC08347

こちらはスーパートロフェオのドア内側です。

STOよりもさらにシンプルな赤い紐を引くと扉が開きます。

初めてトロフェオの運転席に座ったときは開け方が分からず、小さな窓から大きな声で助けを求めました。

 

 

_DSC2000

_DSC2021

いかがでしたでしょうか?

電気自動車や燃料電池車が話題になる現代において

ここまでレーシングカーのスタイルをした市販車は、稀有な存在であることは間違いないと共に、

自動車史を遡っても量販モデルでこうしたデザインを世のなかに送り出している自動車メーカーは数えるほどしかありません。

 

 

ランボルギーニの本気さが、少しでも僕の拙いブログで伝わっていれば幸いであると共に、

こうした車を送り出したランボルギーニは純然たるスポーツカーメーカーである事を

世界中に再認識させたように思います。

 

 

一人の車好きとしてデモカーの到着が待ち遠しく思います。

 

 

ここまで、少し興奮ぎみに書いてしまいましたが、

「ここまで振り切った車はいらないよ」という方には、

「Huracan EVO」シリーズが皆様のご来場をお待ちしております。

 

ご試乗も承っておりますので、担当セールスまでお問合せ頂くか、弊社ショールーム(03-5413-2121)までお問合せください。

従業員一同心よりお待ちしております。

 

 

それでは今回はこの辺りで。

 

 


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